いつもジーンとする、手で物を作りだすこと
2015年 09月 02日
川連漆器(かわつらしっき)~秋田県湯沢市川連町
急須台の沈金作業の実演中でした。
細い鉋(ホウ・かんな)で漆器面に線模様を浅彫りした後、
生漆をすりこみ、金箔を彫刻面に密着させる技法で
嘉永年間、会津若松より技法が伝わったとあります。
鉋はシンプルで美しい。
絵が彫られて⇒沈金が施された。
黄色の粉を絵柄紙に付着させパターンを選択。
完成品
↓
かなり前です。
3月、BSで偶然観た陶芸家の制作風景と出来上がった壺の重厚な存在感に圧倒されました。
何日も交代で徹夜して薪をくべて焼き上がったものも、
失敗となると情け容赦なく割ってしまうシーンは職人のプライドとこだわりの全てなのでした。
職人の目の先、指の先、思いを想像すると夢心地になります。
by budoudana-de
| 2015-09-02 00:42
| フォト 日記