2017年 05月 29日 ( 1 )

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ひばりが丘での墓参を済ませ、
銀座で池坊オリジナル花器とそれに生けられたお花を見せていただいたところで
生け込まれたご当人である先生と予定になかった池坊展へご一緒させていくことになりました。
なんという幸運に恵まれた!~ビッグな先生方に囲まれてタクシーで三越本店へ。
タクシー代もチケットもご厚意に甘えさていただきなんとも恐縮の至りでした。


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お花を生ける記録が残ってから555年という長い歴史が刻まれています。
時代を写しながら変化し続けているいけばなの世界は
豪壮であったり、雅であったりとその時代の権力者と向き合ういけばなから
作者の個性、感情を大切にしようとする現代のいけばなの考え方に変化しています。
そんないけばなの変遷がここに展開していました。


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古典から現代へ


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真っ正面から写すと奥行きが分からないことがあります。
斜めから撮ってみました。
苔が付き朽ちたモミジの樹皮に
命を吹き込む下段の緑と可憐ながら凛と佇む桔梗が全体を締めています。
花器も苔の色と同調させるようなブルーが入っておりとても素敵でした。



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爽やかな五月。
花菖蒲、縞フトイ、梅花ウツギ、ヒオウギの葉等々~
下段では老松が貫禄を下草は都忘れとお手本にしたい立花です。
花器も素敵です。



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壁空間にいけばなを~
現代の住宅事情に考慮し立案された花形と花器。



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竹器に~


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お友達の作品を発見!
スパッテフィラムが優しく生けられています。
葉の大きさ向きリズムそれぞれを厳選しての仕上がりです。
時間がなく、お会いすることはできませんでしたが
お家元の教室で机を並べた友です。
こういう久々の出会いも花展ならでは^^
ご苦労様です。


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茜好みの自由花↑
花器の形に同調したと思われる太さの違う線がリズムと空間を作っています。
花器のブルーの釉の上に淡い色の蘭が2輪。
キリリと隙のない作品と感じました。



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器も銅器、陶器、ガラス、竹等様々遣います。

上↑のグロリオ―サリリーを抱えているのは江戸切子細工の器です。
緻密な細工でしたが写真ではお伝えきれず、残念です。

下↓はきっとお若い方の作品でしょう。
花展に出すということで緊張しながらも頑張った姿が見えるようで好感が持てました。
かつての自分を思い出します。^^;
頑張って下さい!



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やや斜めに傾いているゴツゴツとした花器に数種の紫陽花とシャガが際立ちます。

陶芸を生業や趣味とされていらっしゃるブロガーさんもたくさんいらっしゃるので
花器も意識して様々撮ってみました。


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たくさんの観覧者で賑う会場は写真撮影も時間がかかります。
自分の前が空くまでじーっと待つ・・・これも大変です。^^;
とはいえ、幸運な時間を授けてもらったことに大感謝の一日でした。
こうして外へ出て、花展まで見せていただきモヤモヤしていた心が吹っ切れた感じです。

                                 おわり



付録

一日だけの旅でしたけれど、中身の濃い良い旅でした。
記念(大袈裟かな)に歩きやすい靴をゲット。


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by budoudana-de | 2017-05-29 09:06 | いけばな・アレンジメント | Trackback | Comments(10)

平凡な田舎暮らし。毎日の嬉し、楽し、気がかり、感じたことを綴ります。お花に触れていると幸せを感じます。


by 茜