葉蘭
2016年 02月 16日
花屋さんには春の花材が溢れているというのに
天の邪鬼?でしょうか・・・
先週のお稽古は葉蘭で^^;
縞の入った葉蘭は流動感といくらかの派手さもありますね。
一般的ないわゆる青葉蘭(緑一色)と他にアサヒ葉蘭があります。
初めて葉蘭のお生花をお稽古した当時は
あまりの地味さに物足りなさを感じたものでしたが
当時の先生に「お生花のお稽古ははらんに始まりはらんに終わるというほどお稽古花として大事な花材なんですよ。」と教えられました。
葉の向き、角度、高さ等空間の均衡を考えながらの統一美を表現します。
繰り返し繰り返しお稽古を重ね、簡単なものほど
奥が深く難しいことも感じながら今回も生けてみました。
そして、今、お弟子さんに同じ言葉を伝えています。
葉蘭の名も地方により、バレン、バラー、ヒロハ、ヒトツバ等と呼ばれているようです。
お寿司が葉蘭の上に乗って出てくることもありますよね。
今夜は我が家でも「幻灯」のまねっこです。
by budoudana-de
| 2016-02-16 00:15
| いけばな・アレンジメント