悠久の眠りから覚めた中尊寺蓮

800年以上前のお話。
岩手県南部を統治していた藤原秀衡が首を討たれ、曝し首という痛ましさに見かねた家来がその首桶に100個の蓮の種を納め弔った。
中尊寺に咲く蓮の花の種。
その種を研究者が試行錯誤の末、50年前にやっと開花させたという。
岩手、秋田をまたいだ辺りで砂金が多く取れ、中尊寺はもちろんのこと、遠く京の都にまでその砂金を献上した藤原氏、寺院の建造にも大きな貢献を果たしたとある。
秋田と岩手を結ぶ険しい山道を砂金の運搬がなされたこともあり、この岩手県湯川温泉にも、意義深い蓮の種が中尊寺から分け与えられた。

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月いちの花生けに訪れる「ふる里」さんから約500mほど奥にこの公園が拓けます。
車を降りてすーっと飛び込んできた山裾の景色、私も同じくすーっと吸い込まれました。
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小さな蓮池の後ろは鬱蒼とした森、立ち入ることを拒んでいるように感じます。
ここも森の精霊が浮遊しているのでしょう。
汚れない蓮の雫、緩やかに歪む葉のラインと葉裏に美しさを感じました。
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オモダカ
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白い小花は?
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虫に食われたホウの葉
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栄華と人の哀れを感じ、その時代にタイムスリップしたようなひと時でした。
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文献でしか知らぬ世界~それでも藤原一族の亡骸はミイラ化して中尊寺に眠っているという現実もあるようです。
ほんの少し紐解いてみましたが、あまり長くならぬよう纏めようとし、舌足らずや理解不足も多々と思います。
ご容赦ください。
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Commented by momopororon at 2014-08-18 11:33
静かな時が流れて
その流れは、ずっと昔から続いているんですね。
800年以上前に、このハスを愛でていたんですね。
まさか、今ここで咲くなんて家来さん、
思っていなかったでしょうね。
Commented by budoudana-de at 2014-08-19 08:39
momopororonさん
おはようございます~。
家来は主の極楽浄土を願って蓮の種を入れたのでしょうね。
こうして、縁ある場所で静かに花が蘇るとは想像だにしないことでしょうけど、お盆にはきっとこちらへも訪れたのでは~
なんて想像するとロマンですね。
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by budoudana-de | 2014-08-17 22:58 | フォト 日記 | Trackback | Comments(2)

平凡な田舎暮らし。毎日の嬉し、楽し、気がかり、感じたことを綴ります。お花に触れていると幸せを感じます。


by 茜
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