素敵な蔵
2013年 10月 01日
まだ拝見したことのないオープン内蔵の商家を訪ねました。
こちらのお宅は比較的新しい、昭和初期に造られたとのこと。
(他の蔵は明治後期から大正時代のものが多いようです。)
それで、歓声をあげてしまったのが、この蔵。
<味噌蔵>~お庭に面しているので大輪の薔薇がレトロモダンを引き立てていますね。
鍵穴を縁取る金具、石の構えと土台、白漆喰の外壁が内蔵とは違った魅力を醸しています。
そして、土間に下がっていた電球の笠。
菊の花がモチーフなのでしょうか。
懐かしさがこみ上げます。
内蔵はこのように外鞘(そとさや)のお陰で豪雪から保護されています。
石でできた流し台。
こちらも懐かしい。
ステンレスに変わる前、子供の頃はこうした石作りの流し台だったと思い出しました。
それにしても、天然の緑色の石、その当時はモダンだったでしょうね。
平凡なサラリーマン家庭の我が家のどこを見渡してもこの<ロマン>は見当たりませんけど、
案内と写真撮影も快諾していただいた奥様のお陰で昭和ロマンを堪能しました。
まだまだたくさんの写真が残っていますが今日はこれまでとします。
今月27日は<蔵の日> 内蔵公開とイベントが催されます。
蔵の案内ボランティア陣も頑張っています。
by budoudana-de
| 2013-10-01 13:15
| フォト 日記